FXブログ@勝つべくして勝つ!

トレードで利益を出すことは簡単ではないけれど、案外、単純なことだったりします。あなたのトレード力が伸びるきっかけになるよう、普段のトレード以外にもトレードに役立つノウハウや考え方を紹介しています。

ダウ理論の強化書

■■ダウ理論とは?

ダウ理論は全部で6つの定義で構成されています。「トレンドはダウ理論で定義されている」とよく言われるんですが実際にはwikipediaを見てもわかる通りダウ理論では直接的にトレンドが定義されているわけじゃありません。汗
(だから、混乱する人も多いんじゃないかと思いますが。。。)

 

ここではダウ理論に関する詳細な説明は置いといて、ダウ理論におけるトレンドはどのように定義されるのか?についてだけ解説します。文章で説明するならば、下のような感じになります。

 

・上昇トレンド:高値・安値ともに切り上がっている
・下落トレンド:高値・安値ともに切り下がっている

 

実際に目で見たほうが直感的にわかりやすくて、要はNの形が出来上がっているかどうか?がポイントになります。上昇トレンドであればNの形そのままだし下落トレンドであればNをさかさまに下のような形になります。

 

Nの波形が見られたときにトレンドが発生していると考えることができます。トレンドが継続しているときにはNの波形が連続して出現することになります。

 

■■トレンド転換成立の2つの条件

上昇トレンドが下落トレンドへ、下落トレンドが上昇トレンドへと方向が変わるには、2つの条件を満たしている必要があります。2つのうちどちらかの方が重要度が高いわけじゃなくてどちらも同じ重要度を持っています。

 

■一つ前のトレンドが否定される

上昇トレンドであれば「高値・安値ともに切り上がっている」という条件を崩すことで上昇トレンドを否定することになります。具体的には、安値が切り下がると上昇トレンドを否定することになります。

直近高値からさかのぼって見ていって、最初に見つかる安値のピーク(直近安値)を値動きが下回ってくると、上昇トレンドとは言い難い相場になります。

 

 

■逆方向にトレンドが成立する

直近が上昇トレンドを描いていたとすれば、値動きが逆Nの形を描いたときに下落トレンドが発生した可能性を示します。注意してもらいたいのは、条件を一つ満たしただけではあくまでもトレンド転換の「可能性」があることを示しているにすぎません。ひとつ前のトレンドが否定され、逆方向にトレンドが成立して初めてトレンド転換したと(ほぼ)確信を持って言えるようになります。

 


■■【問題】トレンド継続を左右する重要な押し目・戻りはどこ?

上昇トレンドで言うと、直近高値からさかのぼって最初の安値がトレンド転換の可能性を示す重要な安値(押し目)になります。この押し目を下に抜けてきたら、上昇トレンドが継続しているとは断言しにくくなります。

ただもちろん、この段階では可能性を示しているだけです。直近安値を下回ってきたけれど、またトレンド方向に値動きが進んでいって直近高値も突破してトレンド継続することもあります。

ここで実際のチャートで起こりうる様々な状況を想定したパターン図をいくつか用意しました。この中で、トレンド転換の可能性を示す重要な安値がどこなのか?を考えてみてください。

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答えはこちら→→

※赤丸を付けているところがトレンド転換を示す押し目となります。

 

■■【問題】トレンド転換したと言えるもの

トレンド転換したかどうかを判断するには、上昇トレンドから下落トレンドに変わるタイミングで言うならば、

 

・直近安値を下抜けする
・下落方向にNの波形が成立する

の二つの条件を満たす必要がありました。

 

では、下に用意したパターン図の中で、トレンド転換したと言えるものはどれなのか?考えてみてください。

f:id:ruleoffx:20151007100810p:plain

 

答えはこちら→→

赤丸を付けているパターンがトレンド転換が成立したと言えるチャートです。緑色の△を付けているパターンは、トレンド転換の条件のどちらか一つだけ満たしていて、判断が微妙になってしまいがちなケースです。

■■ダウ理論まとめ

トレンド転換したかどうかは2つの条件を満たしている必要があるものの、これは最低条件だと考えてください。実際の相場では、長期足のトレンドや移動平均線、ボリンジャーバンドなども考慮する必要があります。

 

たとえば15分足でトレンド転換の条件がそろって下落から上昇に転じたとしても、1時間足で強い下落トレンドを形成しているのであれば、1時間足のトレンドに逆らうのは無謀です。1時間足のトレンドを重視して、15分足で逆に上昇トレンドから下落トレンドに向きが変わるタイミングを狙ったほうが賢明です。

 

他にもダウ理論のトレンドの定義だけではなくて移動平均線やボリンジャーバンドも重視したほうが良いです。これらのテクニカル分析を使うことで、時間推移によって相場心理がどのように変わっているのか?を分析できるからです。

 

トレンド転換の条件が成立したらすぐに飛びつくんじゃなくて、移動平均線にもしっかりとした傾きが出てきたことを確認してからエントリーするようにしたほうが、よけいな負けトレードを減らすことができます。

 

ダウ理論について、ある程度の知識を身に着けたら、次はこちら

 

ruleoffx.hatenablog.com